博多拉麵散歩

とんこつ生まれとんこつ育ち

博多拉麵散歩 #4 【一風堂】

 

 

 

今回訪れたのは、福岡市中央区大名にある

一風堂 大名本店(Google マップ)

地下鉄天神駅からも近く、飲食店が多く並ぶ大名エリアにあります。

 

一風堂と言えば、全国展開しており、海外にもお店があるようなチェーン店ですが、今回はせっかくなので本店の味を味わってみることにしました。

 

 

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白丸元味、赤丸新味を想像して来店したのですが、こちらのお店のメニュー表では見つけられませんでした。

代わりに大名本店限定の博多とんこつシリーズを注文することにしました。


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わたしが注文したのは博多とんこつ玉子(税込920円)

麺の硬さはいつも通りカタをオーダー。

 

 


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着!

 

お店の電気がじんわり暗めだったのと、わたしの撮影技術の足りなさもあいまってビジュは平均以下。玉子が半分に割られておらず、まるまる入っているのも関係あるかも。

 

 

まずはスープから。

うーん!とんこつくさい!(褒めてる)

チェーン店となると、守りの姿勢に入ってとんこつ臭さが出にくくなることもあるのですが、さすがのとんこつ臭さ。こうでなくちゃ!ですよね。ただ数あるとんこつラーメンのスープの中では臭くない方。とんこつ初心者さんでも挑戦しやすいです。

スープはなめらかな舌触りで、塩味の濃さはふつう。すべて飲み干すには塩辛いけど、麺を食べるにはちょうどいいくらいです。

 

カタでオーダーした麺は、博多ラーメンの中ではやや太いほうの細ストレート麺で、茹で加減はやややわめ。(博多ラーメンは全国的にみても“カタ”が固めなことが多いのです)

もっちりとした食感ながらも、サクッと歯切れ良く、ふわっと小麦の香りが香るおいしい麺でした。

 

チャーシューは2種類の肉を使っているのかな?1枚目と2枚目で違う印象を受けました。

 

 

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ここで味変にんにくをイン!

 

自分で本物のにんにくを潰すタイプ。わたしは欲張って2欠け入れましたが、ちょっと辛くて後悔しました。

ただ最高の味変!とんこつ×にんにくの組み合わせ、もう至高ですよね。このためなら口がにんにく臭くなってもかまいません。

 

トッピングのおネギやきくらげもアクセントとなって最後までおいしく完食。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

本日おじゃましたのはこちら

ラーメン【一風堂】| Ramen "IPPUDO"

一風堂 大名本店 | 福岡県 福岡市 | ラーメン【一風堂】| Ramen "IPPUDO"

 

 

コメントやいいねもお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

博多拉麵散歩 #3 【麺や 兼虎】

 

 

博多拉麵散歩第三弾は、麺や 兼虎

今回は福岡天神にある福岡パルコの地下にある、福岡PARCO店さんにお邪魔しました。

 

 

 

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平日のお昼時に来店しましたが、入り口には5人ほど並んでいました。食券は、列に並ぶ前に買うシステム。順番が回ってくると、お店の方が、麺の量、上に乗せる柚子の皮の有無を聞きに来てくださいました。

麺の多さは普通盛り(200g)、中盛り(300g)までは料金変わらず、大盛り(400g)にするとプラスで150円かかるそうです。

 

今回わたしが注文したのは、味玉濃厚つけ麺(1,200円)

麺は、普通盛りと中盛りの間をとって150gにしました。

 

ラーメンは卵追加で1000円前後のイメージがあるので、1,200円はやや高め。ランチに食べるには少し贅沢な価格設定ですね。

 

 

 

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お水はセルフですと書いてありつつも、出してくれました。そしてエプロンや、髪の毛を結ぶゴムまでくださるホスピタリティ!これで麺をすすることだけに集中できますね。

 

 

 

味玉濃厚つけ麺(麺150g) 1200円

 

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きれいに盛り付けられた麺と、到着早々魚粉の香りが漂う、つけスープ。汁のお椀は熱々で、冷たく〆られた麺をつけてもスープが冷えないような工夫がなされていました。

 

麺はつけ麺では標準的なのでしょうか(つけ麺はあまり食べる機会がなく、不慣れなのです)、なかなかの太麺で、歯応えも十分、香り良い小麦が鼻を通ります。ほのかに塩味も感じられ、麺のみ食べてもおいしいくらい。

 

スープはどろっとした濃厚スープ。上に魚粉が乗っていることもあり、かなり魚のにおいが強いのですが、とんこつや鶏ベースの様々な出汁の味や香りもします。とにかく旨みがすごい!上に乗せられた柚子の皮も、旨みたっぷりの濃厚スープを爽やかにさせてくれます。

 

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卓上には、刻みにんにく、一味(とうがらし?)、お酢、黒胡椒、スープを薄めるためのかつお出汁がありました。

 

味変として刻みニンニクを投入。かなりがっつり系の味付けに大変身し、食欲が倍増です。後半になると、スープが冷めてしまうのと、麺の歯応えで顎が痛くなってきてしまうのですが、ここでお酢を投入!濃厚つけ汁がさっぱりとしたスープに大変身。飽きずに食べられます。

麺を完食したあとは、かつおだしを入れてスープまでおいしくいただきました。

 

 

 

 

今回お邪魔したお店はこちら!

麺や兼虎|天神に本店を構える「つけ麺・らーめん」専門店

 

 

いいねやコメントもお待ちしています☺️

 

 

 

 

博多拉麵散歩 #2 【一蘭】

 

 

こんにちは

 

早速ですが、博多拉麵散歩 第二弾です。

 

 

わたしは平均して週に1回ほどはラーメンを食べるのですが、このブログを書き始めてからは、ただラーメンを楽しんでいた時よりも、味や価格、雰囲気などもブログに文章として載せなければならないこともあり、より噛み締めてラーメンを食するようになったなぁと実感します。

スープや麺の味というのは正直言語化しにくいもの。読んでいる方に伝わるかなぁというもどかしさの中、日々悪戦苦闘しております(*_*)

読みにくい箇所もあるかと思いますが、大目にみていただけるとうれしいです!

 

 

 

 

 

 

今回お伺いしたのは、一蘭 太宰府参道店さん


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一蘭と言えば、全国的チェーンであることもあり、ご存知の方も多いのでは!

 

 

 

しかしここは菅原道真公が祀られ、学業成就の神社としても有名な太宰府天満宮の参道にある店舗。全国津々浦々から合格祈願のために集まった方のためとも言える、なんともご利益に溢れたお店なのです。

いたるところに散りばめられた験担ぎも紹介していきたいと思います。

 


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まずは食券購入。わたしは合格ラーメン!(980円)

 

メニューとしては全国展開しているものの大きな差はありませんが、太宰府参道店さんでは合格セット(1,410円)を二千円で購入すると、おつりが590円(ゴーカク)になる、というものがあります。

 

 

 


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座席に座ると、イスがなんと五角形!(ゴカク、ゴウカク)

このお店の立ち上げに関わった方も、縁起の良いお名前の方ばかりみたいですね。

 


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また、店内にも「落ちないハンガー」「トオルトイレ」など、験担ぎがたくさん。食べる前なのに、エンターティメント性があるので、楽しくなっちゃいますね。

 

 

 

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オーダーはすべて基本で麺かため。

これまで色々なオーダーを試してみたことがありますが、結局おすすめのオーダーが1番良さが引き立っておいしかったように思います。あとはお好みで☺️

 

 

 

一蘭ではお馴染みの“味集中カウンター”で待っていると、目の前の暖簾が上がり、着丼。

 

 

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五角形に合格絵馬が描かれたどんぶりにきれいにもりつけられたラーメン。きれいですね。


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お箸の断面も五角形!

 

 

スープは、とんこつ臭さが極限まで抑えられたまろやかなとんこつ。とんこつ初心者の方、慣れていない方には人気かもしれませんが、わたしのようなとんこつ育ちにしてみれば正直薄い。ただ、とっても食べやすいです。

脂に関しては、こってりさは残しつつ、分かりやすいような脂っぽさは少ないように感じます。ただ、脂は決して少ない方ではないかと思うので、わたしの周りではお腹がゆるくなってしまう方も一定数いるのが一蘭

味の濃さは割としっかりめです。

真ん中に乗る秘伝の赤いタレを溶かすと、結構辛い。一味ベースのピリリとした辛さで、アクセントになります。

 

 

麺は細麺のなかではやや太めなストレート麺。

ちなみになんとこの麺、59cm!いつもの麺よりも長いこともあって、やや食べにくかったですが、これも験担ぎなので大丈夫。

少しとろみのあるとんこつスープに絡んで、するすると食べられます。

 

 

チャーシューはしっかりと味がついた薄めのものが2枚。脂すくなめ。脂が多めのチャーシューだと、後半に残すとしんどいこともあるので、これは助かる。

 

 

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スープを飲み干すと(わたしは飲み干せませんでしたが)底に「決定」の文字が!合格じゃなくてここは決定なんだ...とか思いながらも完食!

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

本日ご紹介したお店はこちら

一蘭 太宰府参道店

 

太宰府参道店|店舗のご案内|天然とんこつラーメン 一蘭

 

 

 

コメントなどもお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

博多拉麵散歩 #1 【暖暮】

 

 

生まれも育ちも九州なわたし

 

この閉塞的な九州アイランドに長年住んでいると、とんこつ以外のラーメンはラーメンじゃないような気がしてしまうんですよね。(本当です)

なんせ生まれた時から、お店で出てくるラーメンはすべてとんこつ、家で出てくるラーメンはうまかっちゃん一択という環境でした。

味噌ラーメンは100歩譲ってラーメンの部類であると認めますが、醤油ラーメンを初めて見た時は「中華麺だー!」と思いましたし、塩ラーメンに至っては今でもラーメンだと認めていません。

 

そんなわたしが、とは言ってもそこまでラーメンへのこだわりが強いわけでもありませんが、日常的にふらっと立ち寄ったラーメン屋さんの様子を書き残していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そんなわたしが今回訪れたのは

「暖暮」博多中洲店さん

 

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ドン・キホーテ中洲店の右側の道を入ってすぐにあります。

店内は逆L字のカウンターのみで、15時ごろ伺いましたが、多くの人で賑わっていました。

 

メインメニュー

ラーメン 780円

煮卵ラーメン 900円

チャーシュー麺 1000円

ネギごまラーメン 830円

烈火ラーメン 830円

濃厚魚介ラーメン 830円

 

トッピング

半熟煮卵 120円

チャーシュー3枚 220円

ねぎ 50円

ごま 50円

のり4枚 50円

背脂 100円


サイドメニュー

ごはん 170円

ごはん大 220円

チャーハン 620円

半チャーハン 380円

明太子ごはん   270円

 

ドリンク

生ビール(中)  550円

生ビール(小)  300円

ハイボール 400円

黒ウーロン茶 100円

コカコーラ(瓶)250円

 

※すべて2023年5月現在、中洲店での価格です。

 

 

 

 

わたしが注文したのは煮卵ラーメン(900円)

硬さかため、辛味ふつうでオーダーしました。

 

 

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さすが、きれいなラーメンです。

 

スープを口に含んだ瞬間、鼻に抜けるとんこつ臭さはあるものの、ひと口飲んでしまえば気にならない程度。脂もくどくなく、さらりと舌の上を通過します。塩味が控えめで、最後までおいしく食べられるくらいの濃さ。

スープは初心者にはちょうどよいくらいのとんこつ臭さと、とんこつの割にはあっさりと味付けといった感じでした。

 

真ん中に乗っている辛味は、そのまま食べると結構辛い。スープに溶かすと、あっさりめなとんこつスープにほどよいアクセントとなっておいしい。辛味まで含めて完成。

とても計算されているわけですね。

 

麺の硬さについてですが、“かため”として平均的な硬さ。おそらくよそからいらした方は硬い!と感じるかもしれませんが、博多としてはごく平均的。注文に忠実でこちらとしてはとてもありがたいです。

麺は極細ストレート麺。小麦の香りもほどよく香っておいしい麺、でもこれまた平均的。

 

2枚乗っていたチャーシューはやわらかく、醤油ベースに漬けてありました。チャーシューも油がくどくなく、満腹になってくる後半でもおいしく食べられる。

味玉も漬けてあるタイプ。これまた醤油ベースに少し甘めな味付け。茹で加減は半熟!(感動)

 

 

卓上には、コショウ、ニンニク(すりおろし)がおいてありました。

後半になり、スープに飽きてきたころににんにくイン。急にがっつり系の味付けになってにんまり。やっぱりラーメンはこうでなくっちゃ。

 

 

 

健康に気を使わなくてもいいならばスープを完飲できるくらいの脂と、味の濃さ。

誰からも愛される、来るもの拒まずな入門ラーメン。

 

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回訪れたお店はこちら

とんこつラーメン 暖暮

 

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